BUSINESS

事業案内

取り扱いアイテムは数千点以上
矯正歯科材料の安定供給に貢献

1973年の創業以来、私ども株式会社JM Orthoは50年の長きにわたって矯正歯科材料の専門商社として歩んでまいりました。総合歯科医療商社として国内のリーディングカンパニーに位置付けられる株式会社モリタが親会社であるため事業基盤も盤石で、半世紀の歴史を通して業界内で確かな立ち位置を確立しています。

取り扱い製品はバンド、ブラケット、咬合器システム、器械類、治療支援プログラムなど、実に数千点に達しており、日本のみならず世界の優れたアイテムを取り揃えています。矯正器材の流通に留まらない支援活動も行っており、日々の営業活動における最新情報の提供、各種専門セミナーや研修会の企画・開催などを通して、多角的に矯正歯科医療の発展を支えています。

矯正歯科医師のリアルな悩みを解決するために、メーカーと製品を共同開発する取り組みにも臨んでいます。その中で当社の看板商品として位置づけられているのが、特殊金属「ゴムメタル」を活用した国産矯正歯科用ワイヤーです。金属でありながらゴムのような性質を併せ持つゴムメタルは、しなやかで高い形状記憶力、高強度を実現していることから、眼鏡やテニスラケット、ゴルフクラブでも活用されています。実は矯正歯科用途では、当社しか扱うことができません。人体への負担軽減につながるワイヤーなだけに各方面からの評価も高く、日本はもとより世界から数多の引き合いを受けています。

コロナ禍を経て、ニーズがますます高まる矯正歯科

歯並びを美しく整える矯正歯科は、近年、受診数が急拡大している分野で、特にコロナ禍を受けて患者数が急速に増加しています。口元を見せずに生活できるマスク生活を逆手に取って、歯科矯正治療を行うニーズが高まったのがその背景にあります。実際、当社も2022年には過去最高益を記録するなど、目覚ましい実績を残しています。

そんなエピソードを聞くと、歯列矯正は“美容目的”という印象を強める学生も多いかもしれません。しかしながら、歯並びを整えるという治療には、美容の枠を超えた効果が期待されます。実際、歯並びが整えられると歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病、口臭などの予防につながるのは明らか。ある研究結果では虫歯や歯周病が心臓病や肺がんの原因になるとも言われていますので、広い意味での健康の向上にも大きく貢献を果たしています。今後もますますニーズが高まるであろう矯正歯科業界を、私たちはがっちりと支えていく所存です。

世界で活躍するプロフェッショナル集団を目指して

従業員数は40数名と少数精鋭ながら、一人ひとりが実力をフルに発揮することで、当社は矯正歯科医療の最前線から厚い信頼を得てきました。これからも国内市場をさらに深く支えていくのはもちろん、矯正歯科の本場たる欧米をはじめとする世界に通じる事業を営んでいく計画です。既に海外品の輸入に関してはグローバルに動いていますが、前述の「ゴムメタル」のように、日本の矯正歯科材料を世界に届ける機能を強めていく考えです。

これからの時代に通ずる社員育成にも力を注いでおり、DXツールなどを活用しながら底上げを図るとともに、英語力を身に付ける場なども用意しています。新人研修に関しては特に手厚い教育カリキュラムを網羅。入社後半年間にわたる研修を経て、商品知識や営業手法、検品の実務などを伝授しながら、矯正歯科向け商品という専門性の高い商材を学んでもらいます。また、ワークライフバランスの整備にも注力しており、年間休日は120日以上、残業も月平均15時間以内と、自分の時間を持ちやすいように支えています。

多様な個性が活躍できるフィールドも広がっています。実際、職種が多岐にわたっており、主軸である営業だけをとっても歯科クリニックや大学病院などを担当する「国内営業」のほか、輸出業務や海外向けセミナーを開催する「海外営業」、プロモーションの企画・立案・開催などを担う「営業企画」などが存在します。ほかにも製品の仕入れを担う「商品管理」、データをもとに次なる戦略を作る「マーケティング」、「人事」や「財務経理」などのバックオフィス部門でも人材を欲しています。矯正歯科器械の修理・メンテナンスを行う「開発技術サービス」、法規制対応を司る「薬事」など、より専門性の高い職種でキャリアを形成することも可能。文系・理系を問わず、さまざまな背景を持つ人材との出会いを待ち望んでいます。

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